A few weeks ago the NHK News on-line reported the
following:
民家から二・二六事件のビラ発見 埼玉
5月25日 5時58分
昭和１１年、陸軍青年将校らが政府要人などを殺害した「二・二六事件」で、兵士に投降を呼びかけるためにまかれたとされるビラが、入手の経緯を記したメモとともに埼玉県川口市の民家から見つかりました。
見つかったのは、二・二六事件の発生から３日後、決起した兵士らに政府側が投降を呼びかけるために飛行機からまいたとされる「下士官兵ニ告グ」というビラです。
川口市に住む郷土史家の伊澤隆男さん（７４）が、同じ市内にある妻の邦子さんの実家が取り壊わされる際、資料を整理していて見つけました。
邦子さんの祖父がスクラップブックに整理していたもので、当時、総理大臣官邸の近くに工事に行っていた鈴木氏という人物からもらったというメモも残されていました。
「昭和維新」を掲げた陸軍青年将校らが、政府要人など９人を殺害した昭和１１年の二・二六事件は、軍部の台頭と戦争の時代につながる、昭和史の転換点になったとされています。
同じビラは公立の博物館などにも所蔵されていますが、埼玉県平和資料館によりますと、入手の経緯が分かる形で一般市民が保管していたのが見つかるのは珍しいということです。
発見した伊澤さんは「『鈴木』さんは祖父がさまざまな資料を収集していることを知って持って来てくれたのだろう。祖父の元にあったからこそ今まで残っていたと思う」と話しています。
川口市に住む郷土史家の伊澤隆男さん（７４）が、同じ市内にある妻の邦子さんの実家が取り壊わされる際、資料を整理していて見つけました。
邦子さんの祖父がスクラップブックに整理していたもので、当時、総理大臣官邸の近くに工事に行っていた鈴木氏という人物からもらったというメモも残されていました。
「昭和維新」を掲げた陸軍青年将校らが、政府要人など９人を殺害した昭和１１年の二・二六事件は、軍部の台頭と戦争の時代につながる、昭和史の転換点になったとされています。
同じビラは公立の博物館などにも所蔵されていますが、埼玉県平和資料館によりますと、入手の経緯が分かる形で一般市民が保管していたのが見つかるのは珍しいということです。
発見した伊澤さんは「『鈴木』さんは祖父がさまざまな資料を収集していることを知って持って来てくれたのだろう。祖父の元にあったからこそ今まで残っていたと思う」と話しています。
(試譯文)
The
"2.26 Incident" happened in 1936 in which army young officers had
killed government official and others, the flyer that was assumed to have been
sown to soldiers to appeal for surrender, as well as the memo that recorded the
circumstance in obtaining the flyer was found in a private house in Kawaguchi
city, Saitama.
What was
found was the flyer: "An announcement to the rank and file" which was
supposed to have been sown from an airplane of the government side, 3 days
after the occurrence of the 2.26 Incident, to appeal for the surrender of soldiers
who rose into action.
Mr. Takao Izawa
a person who studied local history and lived in Kawaguchi
It was
Kuniko's grandfather who gathered a scrapbook. He also left behind a memo
received from a person called Mr. Suzuki who did construction works near the
prime minister's official residence.
It was said
that army youth officers put up the "Showa Imperial Restoration", and
the 2.26 Incident in 1936 during which government official and others 9 people
were killed was a turning point of the Showa history in relation to the
rise of the military and a period of war.
Although
public museums also possessed the same flyer, according to the Peace Museum of Saitama,
it could be said that it was unusual to find out a flyer being kept by an
ordinary citizen, based on the form regarding the background of obtaining it.
Mr. Izawa
who found it said that "‘Suzuki’ knew that my grandfather was collecting various
materials, and would bring them to him. I think it was left behind by my
grandfather in its original up to now".
I think it is an interesting story
for Mr. Izawa to tell.
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